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陸前高田市

 

箱根山テラス(宿泊・滞在施設)

(木造、建築設計:アイダアトリエ+名古屋市立大学久野研究室、構造設計:我伊野構造設計室、2014年9月開業)

「地域内の木質資源と、地域内外の人的資源を、宿泊・滞在施設を通じて循環させる」という目的の元、建設された施設。宿泊やカフェ、ワークショップルームなどがあり、ウッドデッキから陸前高田の町や広田湾が一望できる。
気仙大工左官伝承館
気仙大工左官の優れた建築技法を後世に伝えるために建設された建物。明治初期の気仙地方の民家を想定し、当時の建築様式により、材料は全て気仙杉などの地元材を使用している。気仙大工は、陸前高田市小友町が発祥の地といわれる気仙地方の大工の集団。その足跡は江戸時代にまでさかのぼり、農民が生活を支えるために建設関係の仕事に従事し、次第に独自の技能集団が形成された。家大工でありながら神社仏閣の建設も手がけ、更には建具や彫刻までもこなす技量を持ち合わせ、全国的にもその技術力は高い評価を得ている。
陸前高田市定住促進住宅

2011年3月11日東日本大審査の津波で、4階まで被災した。当時の被災状況のまま、震災遺構として保存されている。 

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