◆既存建物の耐震診断・耐震補強技術に関するセミナー
Seminar on "Technology Dissemination on Seismic Evaluation and
Retrofitting for Existing Buildings in Myanmar"
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Retrofitting for Existing Buildings in Myanmar"
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Retrofitting for Existing Buildings in Myanmar"
鉄筋コンクリート構造の設計
■ 講義内容
鉄筋コンクリート建物の構造計画から、構造設計の基本的考え方や実務の流れについて講義する。各自が設定した建物について、実際に一連の構造設計の作業を行う演習により、これらを理解することを目指す。
■ 講義・演習の進め方
(1) 講義は、下記の予定に沿って、例題の建物の構造設計の一連の流れについて説明を行う。
(2) 一連の説明が終わった後、各自それぞれ建物を設定して構造計画、構造設計を行い、構造計算書を作成する。有名建築や
自分の設計作品など(RC系の建物であれば)対象は何でも良い。(バラエティがあるほうが面白いので、特徴のある建物
を題材に選んでくれることを期待します)
(3) 発表①~④の時間には,各自の構造設計の内容を発表し,全員でディスカッションする。
■ 講義の予定
毎週水曜日 14時30分~16時10分 総合研究棟12階セミナー室
回 内容 配布資料 演習問題 その他配布資料
1 ガイダンス、設計対象建物(例題)の説明 Download 1章 予定表
2 構造計画と構造設計の流れ Download
3 建築基準法の構造設計規定 Download
4 発表① 設計建物の概要と構造計画
5 発表② 設計建物の概要と構造計画
6 構造物のモデル化と構造解析 Download
7 常時荷重に対する性能の検証、プログラムによる応力解析 Download 2章 骨組解析マニュアル
8 地震力に対する性能の検証 Download 3章 Pushoverマニュアル
9 発表③ 常時荷重と地震力に対する性能の検証
10 部材の耐力と変形性能の評価(保証設計)
11 発表④ 常時荷重と地震力に対する性能の検証
12 最新の構造設計の考え方
★ 構造設計の実務家による特別講義を行う予定
★ 発表①-④では、各自の設計の結果(途中経過)を発表する
■ 成績の評価
出席(20%)、発表の内容(30%)、設計建物の構造計算書(50%)を総合して評価する。
■ 教科書・参考書
教科書:日本建築学会関東支部,「鉄筋コンクリート構造の設計 学びやすい構造設計」,技報堂
教科書は必ず購入すること。学生や社会人1~2年目程度の初心者を対象に,RC造建物の構造設計の具体的な考え方や
計算方法を詳しく解説している。講義でも使用するし,将来必ず役に立つ。
参考書:日本建築学会,「鉄筋コンクリート造建物の靭性保証型耐震設計指針・同解説」,丸善
限界状態設計法の考え方を取り入れ、靭性のあるフレーム構造を設計する。高層RC造の実務でも使われている。
参考書:日本建築学会,「鉄筋コンクリート造建物の耐震性能評価指針・同解説」,丸善
使用限界、修復限界、安全限界の性能の確認、地盤条件に基づく地震動の評価、信頼性理論に基づく破壊確率の評価 など、最新の知見を取り入れた性能評価法が示されている。
参考書:日本建築学会,「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説-許容応力度設計-1999」,丸善
RC造建物の構造設計では必ず参照する本。講義では直接使用しないが,構造設計者は必ず持っている本なので,持っ ていて損はない。
■ 使用プログラム
平面骨組解析プログラム
pushover解析プログラム