​木造・木質化建築視察in茨城

2019年11月11日に宮城県CLT等普及推進協議会 設計部会の見学会に参加し、茨城県の木造・木質化建築を視察しました。

■CoCo CLT つくばCLT実験棟

2016年3月に「木質材料需要拡大のためのCLTパネルの特質をいかした試作棟」として日本CLT協会と建築研究所の共同研究を目的に建てられた施設です。CLTパネル工法の室内環境、耐久性、遮音、振動など様々な調査研究が行われていました。高さ6mのCLTパネルが表しの壁や3m張り出したバルコニーはCLTの特性が活かされあり大変印象的でした。

■つくばみらい市立陽光台小学校

2015年2月に竣工し、開校5年目の木造一部RC造の2階建ての小学校です。RC造とのハイブリッドにより防火構造とすることで、室内にも木がふんだんに使われています。廊下と教室の間仕切りは三角形に切りとられたハーフオープン形式になっていました。黒板に向かって壁量が多くなるため、問題なく授業に集中できているそうです。
校舎の中央に配置されている吹抜けの図書室や、大階段の多目的ルーム、上履きのまま屋外に出られる中庭など、子どもたちの興味や関心を引き出すような素敵な空間となっていました。校舎の途中に見えるコンクリートの防火壁はうだつが上がらないの語源である「うだつ」が採用されていました。

■前田建設工業ICI総合センター

2018年12月に新設された技術研究所「ICI総合センター」を見学しました。Nest棟は木造の大空間に様々な仕掛けが設置されていました。書棚、畳の小上がり、ソファー、トレーニングマシン、カフェなど、木の温もりに包まれて、あっという間に時間がたってしまう大変魅力的な空間でした。BMIデータを読み込み木を削る木造多軸加工機で製作された恐竜の全身骨格の模型は迫力満点で、木の様々な可能性を感じることができました。

​また、中庭には東京大学の学生さんが製作した木質パビリオンが展示されていました。2×4材、2×6材を使った木造トラス工法のパビリオンです。細い材料からダイナミックな作品が実現されていました。

〒980-8579 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-11総合研究棟
            Miyagi, Sendai, Aoba Ku, Aramaki Aza Aoba
            6-6-11, Engineering Laboratory Complex Building.

 

           1219号室 TEL:022-795-7872(教授室)(professor's ofiice) 

      1220号室 TEL:022-795-7873(学生室)(students' room)

           FAX:022-795-7893