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「CLT建築」及び「開かれた林業試験研究機関」

の先進事例視察 旭川

■北海道立総合研究機構 林産試験場

木材の利用に関する研究・開発を行う道立の研究所であり、丸太の製材・単板の製作、集成材・LVL/CLTの製造、部材のプレカット、構造実験まで、一連の作業を行うことができる充実した試験場です。

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■CLT Pavilion

積雪寒冷地における北海道産CLTの性能を実証するために、国交省サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)により建設されたCLT建築です。平屋建の建築であるが、CLTパネルによるフラットな屋根と大きな庇(張り出し2.5m)、CLTパネルとガラスの壁面による開放的な空間が印象的で、CLTの特徴を活かした建築です。
 北海道の代表的な樹種であるカラマツとトドマツの2種類を使用し、建物平面の中央で分けて、片側にカラマツ(赤みのあるほう)、もう一方にトドマツ(白っぽいほう)を使い分け、構造性能、断熱性能、耐久性などを比較検証しています。

 

北総研 林産試験場 CLT Pavilion (29).JPG

■木路歩来(ころぼっくる)

ログハウスの建物全体を地域の子供たちの遊び場として開放している。木製の遊具が多数設置されている。遊具は、林産試験所の職員の手作りとのことでした。

「木育」発祥の地・北海道らしい施設です。

北総研 林産試験場 木路歩来 (1).JPG

■木と暮らしの情報館

道内の木材製品や工芸品・おもちゃなどの展示・販売場として活用されている。

建物も集成材を用いて大断面の架構を構成した特徴的な建築である。

北総研 林産試験場 情報館 (2).JPG

■北海道総合研究機構 建築研究本部

建築や街づくりに関する研究・開発を行う道立の研究所であり、建材の環境性能・断熱性能・耐久性の試験・実験を行っています。実験所などとても充実した設備・施設を有していました。

北総研 建築研究本部 (1).JPG

■き花の杜

旭川にある壷屋というお菓子屋さんの本店。建物の外観・内部とも木材をふんだんに使った木質感豊かなコンセプトショップ(https://www.tsuboya.net/kibananomori/)です。

お菓子売り場に加えて、カフェ、見学可能な工場、クラフトショップ、図書スペースなどが配置されています。カフェや図書スペースには、旭川家具も設置されています。

き花の杜 (1).JPG
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