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宮城県CLT協議会 普及広報部会 2018年度第2回勉強会

『ラミナの品質とCLT製品』

平成30年5月30日に西北プライウッド合板工場とリサイクル工場、登米町森林組合プレカット工場を見学しました。

第1部 講演「CLTとJAS概説」、「CLTの製造」

  1. 秋田県立大学木材高度加工研究所・所長 林知行教授からラミナのやCLTの製造に関するJAS規定の概説がされた。

  2. 株式会社サイプレス・スナダヤ・代表取締役 砂田和之社長から、工場の概要やCLT生産の様子、使用するラミナの性能や品質、企画に関して紹介された。

  3. 西北プライウッド株式会社LVL・CLT工場 佐藤祥裕工場長から、工場の概要やCLT生産の様子、使用するラミナの性能や品質、企画に関して紹介された。

20180929 ラミナ勉強会 第1部 講演 (7).JPG

第2部 実地製材研修 (有)日野製材所横山工場

日野製材所横山工場にで、丸太原木から、ラミナを切り出す作業を見学しました。

CLT工場でCLT製作に使用する幅120mm厚さ30mmのラミナを作るためには、乾燥時の痩せ(収縮)や削りだして分を考慮して、幅130mm厚さ40mm程度に切り出すのだそうです。

大きな帯鋸を使って、杉の原木丸太からラミナを切り出す作業を見学しました。直径50cm程度の丸太から、ラミナは、8枚しか取れないんですね。これで材積の50%強だそうですが、うまく取れている方なのだそうです。切り出したばかりのラミナは水分が多くじっとりと濡れており、”生木”なんですね。乾燥がいかに重要で大変かよくわかりました。

全ての経験が大変勉強になりました。​ご説明いただきました皆様、ありがとうございました。

20180929 ラミナ勉強会 第2部 製材研修 (55).JPG
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