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「仙台国際空港株式会社ピア棟CLTベンチデザインコンペ  公開審査会

平成30年4月18日に仙台国際空港ベンチデザインコンペの公開審査会が東北大学建築CLTモデル実証棟で開催され、前田教授が審査員として参加しました。

8作品の応募があり、審査には審査員の他、公開審査に参加した全員が投票し、各受賞者が決定しました。

応募作品は、(1) 木材で大きな面材を作るというCLTの構造的特徴を活かしたもの、(2) ラミナが直交積層された断面の意匠的な美しさを活かしたもの、という2つの特徴をとらえた力作ばかりでした。作品の説明や講評などを聞くうちに、それぞれの作品に込められた思いが感じられ、大変良い体験となりました。

受賞作品には、意匠面に加えて、CLTの構造的特徴を捉えた作品が選ばれました。

今後は、上位作品を中心に仙台空港会社との協議を経て、新空港ターミナルビルに設置されるベンチの設計・製作が行われます。

どのようなベンチになるか、新ターミナルビルのオープンが楽しみです。

​(今後の展開も可能な限り、追跡し発信します!)

 

最優秀賞 作品№6「CLT block 100」田中 洋平(株式会社SPAZIO建築設計事務所)

優秀賞  作品№4「仙台国際空港株式会社ピア棟 CLT ベンチ」勝田 幸次朗(物林株式会社)

佳作   作品№1「CIRCLE BENCH」熊谷 佑亮(守屋木材株式会社) 

佳作   作品№3「CLT seat 100」安達 陽一(株式会社SPAZIO建築設計事務所)

 

審査員(敬称略)

 一條 祐三(仙台国際空港株式会社 取締役空港運用部長)

 向井 一郎(株式会社日建設計 設計部門設計部長) 

 堤 達也(名取市副市長)

 菅井 秀一(岩沼市 市民経済部長)

 前田 匡樹 (東北 大学 大学院工研究科 都市・建築学専攻教授 )

 齋 藤 司 (宮城県 CLT 等普及推進協議会長)

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