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木材会館・豊洲ランニングスタジアム

10月26日に木材会館と豊洲ランニングスタジアムを見学しました。

木材会館の名の通りで、内装は木がふんだんに使われており、柔らかい木の温もりを感じる建物でした。

豊洲ランニングスタジアムは「誰もがスポーツやアートを楽しむ」ことをコンセプトとした新しい取り組みのされた施設でした。

◆木材会館
設計:(株)日建設計
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造

   地上7階、地下1階
竣工:2009年7月

主要な構造はSRC造であるが、内装・外装にふんだんに木材を使用し、木質感に満ちている。最上階である7階大ホール部分の屋根の梁は、12cm角の檜の角材を組み上げた大梁を架けたダイナミックな空間
http://www.nikken.co.jp/ja/archives/00073.html)
檜、杉、タモ、ナラ、カシ、ブナ、かえで、くるみ、さくら等、多種多様な木材を使用している。

 


◆豊洲ランニングスタジアム
設計:武松浩治+(有)E.P.A.環境変換装置 建築研究所
構造:木造アーチ
竣工:2016年12月
ユニットした木造梁で6角形の面を作り、それらを組み合わせて14mスパンのアーチを構成している。屋根材は、ETFEというフィルム膜構造で、ガラスのような透明感と、地震などの外力への耐力を確保。
事務室部分は、CLTパネルで構成されているが、設計では主要構造部でなく、間仕切り壁扱いとしたため、CLT告示の接合金物の規定は適用されず、独自に開発した接合部を採用している。そのため、接合金物は見えない。

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