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10月2日、東松島市の被災地に建設された「野蒜市民センター、奥松島観光物産交流センター」、被災地における建築プロジェクト「みんなの家」、宮戸地区復興再生多目的施設「セルコホーム あおみな」を見学しました。

「野蒜市民センター」は多目的ホールや児童図書スペースなどがあり、住民の交流拠点や災害時は避難所として使われます。「観光物産交流センター」は観光情報の発信、地場産品の販売などを促進し交流人口の拡大を図る建物です。中は木の表しになっており、木の香りがする居心地のよい建物でした。

「みんなの家」は、仮設住宅での厳しい暮らしが続く中、居心地の良い場所を提供したいとの想いから、仮設住宅の敷地内などに建設された建物です。人のつながりを生み出し、たくさんの地域に居場所を作ってきましたが、現在は復興住宅が整備され、仮設住宅と共にみんなの家もお役目は終えたようでした。

「セルコホーム あおみな」は復興再生多目的施設で、住民の憩いの場となるほか、農林水産業の体験、観光振興の拠点となる建物です。市民センターでは住民の交流やイベント、会議、ハウスの温室では、野菜などの乾燥加工体験ができます。特産品の売店や無料の足湯もありました。

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